スケーリング
歯石除去
スケーリング(歯石除去)は定期的に行いましょう
スケーリングとは、歯の表面に沈着している歯石をスケーラーと呼ばれる器具を利用して除去することです。
歯石はプラークと呼ばれる細菌のかたまりに、唾液や血液中のミネラル成分が結びつき石のように固まった(石灰化)ものです。
歯石を除去する理由
歯石そのものは、元のプラークよりも悪影響を及ぼさないと言われています。
ですが、歯石は軽石のように無数の小さな穴があいており、細菌の格好の住処となるのです。
細菌は毒素を排出し炎症を起こし、また歯の周りの骨を溶かすなど歯周病の直接の原因となります。
口臭の原因にもなります。
歯石は取れない!
歯石となって歯に沈着してしまうと、通常のブラッシング(歯磨き)では取れないのはもちろんのこと、うがい薬等の薬剤でも除去することはできません。
また歯と歯茎の間の歯周ポケットの奥にできた歯石は外から確認することはできません。
したがって、歯医者にてスケーリングを行いしっかりと除去してもらう必要があります。
表面に見えている歯石も、歯科衛生士等でない素人が無理に取ろうとすると、かえって歯を痛め、痛んだところから虫歯菌が入ることがあります。
定期検診
一度スケーリングでしっかりと除去し、その後正しくブラッシングを続けているなら3,4か月に一度スケーリングを行いましょう。
口の中のプラーク(細菌)は誰もが持っているものですし、歯と歯の間や歯周ポケットの奥までいつも完璧に綺麗にしていることは難しいです。
ですから、毎日しっかりと歯磨きしていたとしても、歯石は出来てしまいます。
やはり定期的に歯医者でクリーニングすることが必要です。
スケーリング|まとめ
毎日しっかりと歯ブラシやデンタルフロス等でプラークの除去を行い、定期的に歯医者でスケーリングをしてもらうことで、虫歯や歯周病を予防し、いつまでも健康で丈夫な歯を維持できます。
身体全体の健康のためにも、お口の中の健康を意識してください。
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