歯周病リスク、薬剤の副作用
薬剤の副作用と歯周病の関係
薬の副作用で歯周病になるリスク
歯周病は細菌による病気ですが、抗てんかん・高血圧・免疫抑制等の薬によっては歯周病を発症・進行させることがあります。
該当する人は、医師、歯科医に相談する必要があります。
歯周病を発症するリスクのある薬
抗てんかん薬:ダイランイン、アレビアチン、ヒダントールなど
高血圧治療薬(カルシウム拮抗薬):ニフェジピン、アダラート、アムロジンなど
免疫抑制剤 :サンディミュン、ネオラールなど
その他歯周病リスク一覧はこちら
なぜ歯周病になるの
抗てんかん薬等の薬は歯肉肥大を引き起こすことがあります。
つまり歯茎が腫れて肥大化するということです。
ひどい場合は歯を完全に隠してしまうほど肥大するケースもあります。
この症状は歯に歯垢が付着していると特に肥大化します。
つまり薬によって歯周病になるのでなく、歯周ポケットと同様のプラークや歯石の温床部分が増えることによって、発症する手前、また初期段階だった歯周病が進むということです。
歯周病対策方法
薬を服用しても、歯周病でなければ歯肉肥大が発生する可能性は低いです。
服用中はしっかりと歯磨き等プラークコントロールをするとともに、歯医者でスケーリングやルート・プレーニングの歯石除去を行いましょう。
当院では内科等の主治医と相談し、可能であれば薬の変更を提案しております。
まずはお近くの歯科医院にて歯周病検査を受け、歯科医師にご相談下さい。
【ご質問・ご予約はこちら】
神戸松田歯科医院:総合受付
078-681-0418